鬼嫁への嘆願書「湯船に浸からせてはくれないだろうか」

鬼嫁への嘆願書「湯船に浸からせてはくれないだろうか」
鬼嫁を欺くスーパープレーでは、もう、あったまれない

 

今年ももうすぐで終わるという12月中旬だ。

おれの住んでいる地方都市も、ご多聞に漏れず、寒い。

 

このシーズン、未だ、シャワー(ぬるい)連続記録更新中。

おれは欧米人ではない。

 

熱い、お湯、いや、

40℃の、体温よりも少し高い水温でいいから、

首まで湯を張った湯船に浸かりたい。

 

ここしばらく、昨年ぐらいから体得している、

鬼嫁を欺くスーパープレー『排水口を詰まらせて足元5㎝の湯を張る』

は慣行しているものの。

 

 

このスーパープレーとは、

 

①靴下(おれの)、パンツ(おれの)は自分でシャワー時に洗わせられている。

②まず靴下を排水口に這わせて塞ぎ置く。

③そしてその靴下・排水口全体に、パンツを覆い被せるようにのっける。

④徐々に、体を洗う足場にお湯(ぬるい)が溜まっていく。

⑤もちろん、足底から5㎝くらいが上限。

⑥気持ち、足元から温まる。

⑦気がする。

 

というスーパープレーだ。

 

 

でも、身体を伝って流れた、ぬるいシャワーは

足元に貯まる時には、なお、ぬるい。

それでも、

雰囲気は大切だ。

 

 

しかしながら、このスーパープレーにはリスクも大きい。

 

■ドアの向こうに鬼嫁がいたら、明らかにぴちゃぴちゃ、音を発して気付かれる。

■流す(放流する)時に少しずつ栓となっている靴下とパンツを開放しないと、

ゴーッと凄い音が巻き起こる。こんな音がすればすぐに、鬼嫁が飛んで来る。

 

 

おれはできる男だ。

このスーパープレーがディフェンスされたことは、未だかつて、ない。

 

スーパープレーには続きもある。

 

⑧最後出る時、おれが浴室内をバスマジックリンで拭きあげるというプレー、もある。

 

だから、浴室内の足元に、シャンプー・石鹸のぬめぬめ感が残ることはない。

だから、完全犯罪。いや、スーパープレーたる由縁だ。

 

 

でも、鬼嫁よ。

もうおれの身体は、お前に温度管理されたぬるいシャワーでは

温もれないんだ。

 

 

鬼嫁よ、

そろそろ、熱い湯船に

浸からさせてはくれないだろうか。

 

会社員40代♂の日々の戦いブログ。