鬼嫁から発令。インポッシブル・ミッション『返品してこい』

鬼嫁から発令。インポッシブル・ミッション『返品してこい』
師匠も走る12月だというのに。

 

ミッションが発令された。

 

おれは会社員。営業マン。

12月は多忙だ。

超、

多忙だ。

 

ショートメール(おれはガラケー)でミッションが。

先々週、週末に出したクリーニング、

おれのカッターシャツなのだが、

いくつか使い分けるクリーニング店の内の、今回出したところは規約があって、

“1週間超えると1点一日につき保管料@20が発生する”ところだったらしい。

 

4点、預けた。

5日、過ぎている。

 

おれは営業職。平日の外回り(営業車)、分刻みスケジュールの勢いの12月だ。

 

そこにきて鬼嫁ミッション。

 

『今日取りに行け。そして保管料は払うな』

 

 

おれは敏腕営業マン、イーサンだ。

 

このタイトスケジュールの1日の外回りの訪問先に、

強引に、この新規訪問先を追加する。

 

おれの顔の覆面を被ったイーサンならなんてことない。

結果、今日もミッション・コンプリート。

400円払いを阻止するために。

 

 

会社員40代♂の日々の戦いブログ。

 

 

*ちなみに、この新規訪問先のクリーニング店で使ったテクニックは、

「すみません!申し訳ございません!以後重々気を付けます!」の3往復、

相手に言葉を寸分も挟ませない、営業技術の中でも上位ランクの、

とても高度なテクニックだ。