鬼嫁を欺くスーパープレー集「こっそり空腹をしのぐ」の術

新しい年になって、早、数週間。

仕事も、なにもかも、もう平常通りだ。

週末休みになると、鬼嫁もおれも、めちゃくちゃ寝る。

起き上がるのは昼過ぎ、

過ぎ過ぎだ。

土日は休みということもあり、おれは土曜の夜の内に風呂(ぬるいシャワー)に入るが、

鬼嫁は日曜の、昼過ぎ過ぎ過ぎに起きてから風呂(鬼嫁もおれと同じぬるいシャワーなのか?!)。

おれは平日、仕事(普通の黒い会社勤め)の時は、

昼飯(コンビニパン200円予算)が夕方になろうとも、

仕事の忙しさでへっちゃらなのだけれども、

休みになると、昼間から腹が減る。

休みの時、昼飯を喰うのは、決まって鬼嫁が風呂をあがってから。

寝ていても、腹が減る。

鬼嫁が風呂に入っている間(長い)、おれは起きてテレビを見る。

だけではごまかせないほど、

腹が減る。

我慢できない。

鬼の居ぬまに、

鬼嫁専用の、その、存在は知っている、おやつ入れに手を伸ばす。

サラダ一番を発見。定番のやつ。三幸製菓の。

封があいて、輪ゴムでとめてある。

2枚入りの個包装で、七個包装ぐらい入っている。

一個包装、

いや、

二個包装、

バレんだろう。

イッてまえ。

いやいや、

三個包装、大胆にイッてまえ。

イッてまったぜ。

安易にその抜け殻をノーガードでゴミ箱に入れるような、

野暮なミスはおかさない。

その個包装3つの抜け殻は、

ティッシュにくるんで、

なおかつ、ゴミ箱内でも、

頭かくして

尻隠さず、

ティッシュから飛び出てるやん、

と、ならないよう、

ティッシュにくるんだあとは、

セロテープ貼付。

そして、

既にゴミ箱に収蔵されているゴミの陰に忍ばせる。

鬼嫁でも、さすがにゴミ箱内までは気にして見ないだろうと。

完全犯罪。(いや、犯罪ではない。防衛本能だ)

でも、

風呂からあがってきた鬼嫁に、

すぐ、

バレた。

バレて、

もうた。

おやつの定番、三幸製菓のサラダ一番。

米菓の、せんべいの匂いがプンプン、リビングに充満。

だれか、

何か、

この鬼の居ぬまにバレない、

空腹をしのぐテクニックを

伝授してはくれないだろうか。

会社員40代♂の日々の戦いブログウー。