「炭水化物(糖質)の調整ダイエット」を正しく効果的に実行する方法(2)

「炭水化物(糖質)の調整ダイエット」を正しく効果的に実行する方法(2)

炭水化物の制限を極端にし過ぎるダイエットの問題点

まず、糖質と炭水化物の関係を正しく理解する必要があります。糖質と炭水化物の関係を正確に表現するのであれば、大きく分けて糖質と食物繊維からできているのが炭水化物であるということを把握しておかなければいけません。

食物繊維の体内における働きは、主に腸内環境の改善です。一方、糖質の体内における働きは、脳や筋肉にとって重要な栄養素となります。すなわち炭水化物は、人の体にとって非常に大切な栄養素といえるのです。

炭水化物がどれだけ人体にとって重要であるかがわかれば、糖質を極端に制限してしまうダイエット方法を成功させるのがどれだけ難しいかがわかります。

「炭水化物を摂らなければ糖質を制限することができる」という簡単な論理だと、ダイエットの失敗どころか「健康損失」につながる可能性もあるのです。

一方、ダイエットに与える悪影響の一つに「筋肉の委縮」が考えられます。必要以上に炭水化物を制限することで、脂肪だけでなく筋肉が減少。筋肉が衰えてしまうと基礎代謝が下がってしまい、脂肪が燃えにくくなります。

さらに脳も糖質不足の状態を分析して「命が危険だ」と感じたとき、エネルギーの消費を抑制して体重維持を促進しようとします。その結果、痩せる確率が減少して太る確率が高くなる体質となってしまうのです。